ひと昔前までは、サッカーゲームといえばウイイレことウイニングイレブンが大本命でした。グラフィックが圧倒的にきれいで、選手のデータベースも豊富で、他のゲームとは一線を画していました。
しかし、近年は海外を中心にFIFAが盛り上がりを見せており、おそらく日本以外ではこちらが最も人気のあるサッカーゲームと言えるでしょう。
私自身も学生時代は友達と集まってよくウイイレをやったものですが、最近はもっぱらFIFAをプレーしています。FIFA11から遊び始めましたので、かれこれ5年ぐらいは遊んでいると思います。
ウイイレもFIFAもサッカーゲームとしての完成度が非常に高く、間違いなく楽しめるものですが、なぜFIFAをプレーし続けているのかその理由をまとめてみました。
目次
全選手が実名でプレーできる
FIFAはそのゲームタイトルから分かるように、国際サッカー連盟(FIFA)公認のゲームです。
そのため、ヨーロッパの主要リーグを中心に全選手が、実名&顔写真有りで登録されています。(若手や移籍したばかりの選手は顔写真が無い場合もあります。)
実際に海外サッカーを見ている人にとっては、自分の好きな選手を実名でプレーできるのは嬉しいです。ゲーム内で自分の好きな選手を集めてチームを作ったりする時も、より楽しみが増すと思います。
また、実際に選手の名前を覚えるのに役立ったりもします。自分が普段見ないリーグの選手だったり、若い選手だったりがゲーム内で出てくると、それがきっかけで名前と顔を知ることがあります。
数年後に活躍する選手を見て、「あ!あの時FIFAでチェックした選手だ。」ということが、何度かありました。
選手の移籍や怪我の状況がリアルに反映される
基本的に最近のゲームはインターネット接続が前提となっており、様々なデータがリアルタイムにダウンロードして反映されます。
FIFAの場合、選手がチームを移籍すると、すぐにそのデータが反映されます。能力値や怪我の状況、調子の良し悪しも反映されますので、実際の試合をシミュレートして対戦したりする遊び方もできます。
基本的にシーズンを通じて更新がありますので、発売と同時に購入すれば1年間楽しむことができます。
FIFAは毎年10月上旬あたりに発売されます。欧州の主要リーグは8月で移籍市場が閉まりますので、それらの情報が反映されるというわけですね。
選手の能力値が細かく設定されている
FIFAでは、各選手に細かく能力値が設定されています。これが実際のプレーに大きく影響するため、チームの編成やフォーメーション、戦術などを考える楽しみがあります。
実際のチームを自分の考えるスタメンやフォーメーションでプレーしてみたり、足りないピースを他のチームから獲得してみたりと、色々な遊び方ができます。
選手のデータベースは本当に充実しており、欧州の主要リーグ(2部を含む)だけでなく、世界各国のリーグの選手も実際のデータに基づいて登録されています。
※残念ながらライセンスの関係でJリーグは登録されていません。
スタジアムやユニフォームなど完璧に再現されている
スタジアムの雰囲気やユニフォームなども、各チームごとにしっかりと再現されているため、自分がどこかチームのサポーターであれば、より感情移入してゲームを楽しむことができます。
この辺りは、海外でFIFAが受けている理由の一つかもしれません。
自分の地元のチームで2部リーグから1部への昇格、リーグ制覇までの壮大なストーリーを描いてみたりしたら、最高に盛り上がります。
海外のプレーヤーと対戦できる
最後に、これはXbox、PlayStationなどプレーする環境によりますが、FIFAはインターネットを通じてオンライン対戦が可能です。
対戦相手のプロフィールを見てみると、香港、シンガポール、中国、韓国などのプレーヤーが多く、実際に海外でFIFAがプレーされていることを実感できます。
プレーするにあたり、コミュニケーションは必須ではありませんが、中学生レベルの英語ができれば、チャットでやり取りすることも可能です。良い試合の後には、相手からメッセージやフレンド登録の依頼が来ることもあります。
海外のプレーヤーと気軽に遊べるのは、世界中でプレーされているFIFAの醍醐味です。そこから発展して、海外にサッカー友達ができたりするかもしれません。