冬の移籍市場でチームの編成も決定し、意気揚々と望んだヨーロッパリーグですが、ベスト32で敗退が決定してしまいました。
ベスト32で当たったのは、まさかのユベントスでした。グループリーグにはいませんでしたので、チャンピオンズリーグでグループ3位になってヨーロッパリーグに回ってきたのだと思われます。
こちらもグループリーグ2位だったとはいえ、まさかベスト32で相手がユベントスになるとは思っていませんでした。
グループリーグでは、香川もゴールを決めるなど上り調子だっただけに残念です。
ファーストレグは0-1で敗退するもまだ期待が見えた
ファーストレグは、ドルトムントのホームでした。ユベントス相手にゴールを奪うためには、数少ないチャンスをものにできるかどうかが決め手となるため、ファーストレグは0-0でも良いと考えて試合に臨みました。
フォーメーションはリーグ戦の4-2-3-1から、守備的な4-3-3に変更しました。中盤はベンダーとシャヒンがケガで欠場していたため、悩んだ末に3枚の底にフンメルスを配置し、相手の高さにも対応できるようにしました。
この配置が当たり、中盤でのボール奪取はいつもより高くなったと思います。前線でゴール前の人数が不足することがありましたが、効果的なカウンターも仕掛けられました。
しかし、ユベントスの堅い守りを崩すことはできず、結果は無得点に終わりました。反対に、後半前がかりに行ったところをカウンターで狙われ、1点取られてしまいました。
勝てる試合を落としてしまったという印象でしたが、4-3-3で中盤の底にフンメルスを配置する作戦は、手応えを感じました。アウェイゴールは1点だけですので、この時点ではまだ突破の可能性もあると考えていました。
セカンドレグはGKのミスで計算外の展開
セカンドレグも、同じフォーメーションとメンバーで臨みました。アウェイでしたが、立ち上がりからファーストレグと同じような展開で、ボールを保持して攻撃のチャンスを作れました。
これなら早めに1点返して、90分で逆転できる!と思っていた矢先に、GKのビュルキがやらかしました。相手の苦し紛れのロングシュートをなぜか他の選手の正面にはじき、あっさり決められてしまいました。
前半でまさかの失点をしてしまったため、もうとにかく点を取るしかなくなってしまいました。2点でもアウェイゴールの差で敗退してしまうため、最低3点取らなくてはなりません。
フォーメーションを4-4-2に変更し、攻撃的な選手を投入しましたが、逆にボールを取れなくなって攻撃の時間が減ってしまいました。
最終的にユベントスに攻め込まれ、マンジュキッチに強烈なシュートを決められて、0-2で試合終了。ヨーロッパリーグ敗退が決定しました。(最後の失点もサイドからのニアのシュートは止めてくれよ。。という展開で肩を落としてしまいました。)
暗雲が立ち込める残りのシーズン
優勝を狙っていたヨーロッパリーグの敗退が決まり、残すはリーグ戦とカップ戦になりました。リーグ戦の現在の順位は12位で、残りの試合を9割勝ったとしてもヨーロッパリーグの圏内が限界だと思われます。
ドルトムントで2年目もキャリアモードを続けるためには、最低限ヨーロッパリーグの出場権は確保したいところです。実際の出場条件と同じでカップ戦の優勝で出場権は得られるんでしたっけ?
どんどんと昨シーズンのドルトムントの状況に近づいてきています。何とか来シーズンも戦えるように残りの試合を戦っていきたいと思います。
とりあえず、GKのビュルキはしばらくベンチ外ですね。数値的には良いキーパーなのですが、リーグ戦でも相当やらかしていますし、我慢の限界です。後半戦は、ヴァイデンフェラーを先発で起用していく予定です。